ルーティンくん40代になって、洗顔のあとに顔がつっぱるようになってきた…
それでいてTゾーンは昼にはテカる、というのが厄介なところですよね。
結論から言うと、40代で先に変えるのは洗顔料ではなく、顔の中の洗い分けです。Tゾーンは指先で念入りに、ほお・口もとは手のひらでやさしく。これは花王・ウーノ・資生堂の公式ページが、そろって同じことを書いています(2026年8月確認)。
理由もはっきりしています。花王によると男性の皮脂は成人する頃に女性の約2倍になり、そこからほとんど減りません。それでも乾いてくるのは、皮脂が減ったからではなくひげそりの側から来ているからです。
「40代だから、やさしい洗顔料に変えればいいのでは?」と思ったかもしれませんが、それだけだと今度はTゾーンが落ちきりません。乾く場所と落としたい場所が、顔の中で別々になっているのが40代です。
調査条件:2026年8月に、花王 スキンケアナビ・資生堂 Beauty Journey・ウーノ・オルビス ミスターの公式ページで、男性の肌の記述・洗顔の手順・洗浄成分の書き方を突き合わせました。クチコミは@cosmeで40代の投稿だけに絞って読んでいます。肌との相性には個人差があります。
この記事では、40代の男性が洗顔をどう変えるかを、メーカーが公式に書いていることだけで整理します。
| あなたの状況 | 先にやること | 読むところ |
| ほお・口もとだけつっぱる | 洗い方を分ける | 洗い分け |
|---|---|---|
| 顔ぜんぶがつっぱる | 型を乗り換える | 洗顔料の型 |
| Tゾーンのテカリが止まらない | 洗う回数を確かめる | 外しやすい3つ |
| そもそも何が変わったのか知りたい | 皮脂とひげそり | 40代の肌 |
| 他の人が何を選んでいるか知りたい | 40代の投稿だけ読む | 40代の声 |
洗顔料を買い替えるなら、まず同じシリーズの中で見比べるのが分かりやすいです。同じブランドでも、落とし方の型はここまで違います。
3つとも数百円なので、合わなくても痛くありません!
\ 洗顔後につっぱるかどうかで決まります /
価格・送料・在庫は店舗により変わります。3つとも同じ店舗の商品ページです
洗顔を変えると、そのあとに足すものも変わります。もともとオイリー肌で、大人ニキビが定期的に出ていましたが、オルビスミスターを使うようになってからはテカリが落ち着いて、ニキビも出にくくなってます。洗顔料から保湿までひととおり試せます!(個人の感想です。効果には個人差があります)
\ 洗顔から保湿まで7日分そろう /
では、洗い分けの中身から見ていきます。
結論:40代が変えるのは洗顔料より、顔の中の洗い分け
乾く場所と、落としたい場所が別々になっています。
40代の顔は、ひたいから鼻すじにかけてのTゾーンと、ほおから口もと・あごにかけてのUゾーンで、状態が逆になっていることがよくあります。


Tゾーンはベタつくので落としたい。ところがUゾーンは、ひげそりのせいでもともと削られています。ここを同じ力で洗うと、片方が過剰になります。
洗顔料を弱いものに変えると、Uゾーンは楽になりますがTゾーンが落ちきりません。強いものに変えると逆になります。まず試すなら、1本のまま力の入れ方を分けるところからです。
今夜からできること。泡をのせる順番を、ひたい・鼻すじ→ほお・口もとに変えるだけです。先にのせた場所ほど泡が長く触れるので、それだけで洗う量に差がつきます。
男性の皮脂は40代でも減らない。乾いてくるのは別のところ
ここが、40代の洗顔で誤解されやすいところです。
男性の肌は、思春期頃から皮脂の分泌量が急速に増加し、成人する頃には、女性と比べて約2倍になります。また、女性の場合は成人後、年齢にともなって徐々に皮脂の分泌量が減少していくのに対して、男性の場合、皮脂の量はほとんど減りません。
年齢とともに洗浄をゆるめていく、という話は女性の皮脂の推移をもとにした考え方です。男性はそこが当てはまりません。





皮脂が減らないのに、なんで乾くんでしょう…
乾燥はひげそりの側から来ている
花王は同じページで、シェービングについてこう書いています。そり方によっては角層の最表面や皮脂などを不必要に落とす可能性があるため、Uゾーンは乾燥しやすくなる、と。
資生堂も、年代で悩みが切り替わることをはっきり書いています。
10代~30代は皮脂過剰によるニキビ悩みが多く見られ、30代以降は、ひげそりなどによるほお・口元の乾燥悩みが増えるのも特徴です。
出典:資生堂 Beauty Journey(資生堂トップヘアメイクアップアーティスト 原田忠さん監修)
つまり40代で起きているのは、皮脂が減ったのではなくほお・口もとの守りが薄くなったということです。原因が洗顔料の側にない以上、洗顔料を弱くしても届きません。
ひげの太さは30代で止まる。花王によると、ひげは1日に約0.4ミリ伸び、20〜30代にかけて太く硬くなりますが、30代以降は太さも硬さも大きく変わらないとされています。40代でそり心地が悪くなったと感じるなら、変わったのはひげではなく肌のほうです。
TゾーンとUゾーンで、洗い方を分ける
3社の公式ページが、そろって同じ手順を書いています。
花王・ウーノ・資生堂の洗顔手順を並べてみました。ブランドも価格帯も違うのに、言っていることはほとんど同じです。


洗顔料をつける前に、水かぬるま湯で軽く洗う
3社とも先頭に置いているのがこれです。それでいて、飛ばされやすい工程でもあります。理由は花王が説明しています。
洗顔料は、水で薄めて泡立てて使った時に、最も肌にやさしく、汚れをきちんと落とせる状態になるようにつくられています。洗顔料を直接肌に使うと、洗浄成分が濃厚な状態で部分的に肌に接触したり、洗顔料をのばして泡立てるときに肌をこすることになりがちで、洗い方によっては肌への負担になることもあるのです。
洗顔料を手に出してから顔を濡らす、という順番だと泡がつくれないまま肌の上でのばすことになります。ここだけで洗い上がりが変わります。
Tゾーンは指先、Uゾーンは手のひら
ウーノは商品ページの使い方に、Tゾーンはあぶらっぽくなりやすいので指先を使って入念に、Uゾーン(フェースライン)は洗い残しがないように手のひらでやさしく洗うと書いています。手のひらを使うと、指先より圧が分散します。
資生堂も同じ方向で、目まわりなどの皮ふの薄いところは指の腹ですべらすようにとしています。全体に脂っぽい日は二度洗いをすすめていますが、これも顔ぜんぶを二度洗いするという意味ではありません。
すすぎは1分。ここが差になる
ウーノは1分ほどかけて洗い流すと時間まで書いています。花王も資生堂も、すすぎ残しが肌への刺激になると注意しています。
洗顔料の刺激の話をすると成分に目が行きがちですが、残った洗浄成分は、そのまま肌の上にとどまります。髪の生え際とあごの裏は特に残りやすい場所です。
洗顔料は有効成分では選べない。落とし方の型で分かれる
化粧水や乳液は、裏面の有効成分の欄を見れば狙いが分かります。ところが洗顔料は、同じ見方が通用しません。
実際に公式の表記を集めると、こうなりました。
| 商品 | 区分 | 公式が名指ししている成分 | 落とし方の型 |
| オルビス ミスター フォーミングウォッシュ | 医薬部外品 | ミリスチン酸・パルミチン酸・ラウリン酸+水酸化K | 石けん系 |
|---|---|---|---|
| ウーノ ホイップウォッシュ モイスト | 化粧品 | ココイルメチルタウリンNa | うるおいを残す |
| ウーノ ホイップウォッシュ ブラック | 化粧品 | 炭パウダー・天然クレイ洗浄成分 | 皮脂を落とす |
| ウーノ ホットクリアジェル | 化粧品 | 泡立て不要のジェル(クレンジング技術) | 別のものを落とす |
| ルシード 薬用オイルクリア洗顔フォーム | 医薬部外品 | 洗浄成分の名前は記載なし(皮脂吸着パウダー) | 皮脂を落とす |
| メンズビオレ ザフェイス | — | トロメタミン(洗浄剤) | 別のものを落とす |
気づくのは、区分がばらばらだということです。ウーノの3品は医薬部外品ではありませんが、公式は清潔な肌に保ちニキビを防ぐと書いています。オルビスは医薬部外品ですが、有効成分はグリチルリチン酸2Kで、狙いは肌あれ予防です。
そしてルシードは、洗浄成分の名前を出していません。書いてあるのは皮脂クリア成分とW皮脂吸着パウダーで、これは洗ったあとの話です。





医薬部外品と書いてあれば安心、ではないんですね
洗顔料は肌に置いておくものではなく、数十秒で流すものです。だから区分よりも、何をどれくらい落とす設計かのほうが効いてきます。公式が洗浄成分を名指ししているかどうかは、その手がかりになります。
なお、同じシリーズの中でも役割が分かれている例があります。オルビスの洗顔2品の使い分けはクレンザーとフォーミングウォッシュの違いにまとめました。落とす頻度はクレンザーの正しい使い方で扱っています。市販の洗顔料をまとめて並べる記事は、あらためて用意する予定です。
40代の投稿を読むと、選んでいる型が割れている
@cosmeは投稿を年代で絞れます。ウーノのホイップウォッシュ2種について、40代の投稿だけを読んでみました。
母数はモイストが全22件・評価5.0のうち40代6件、ブラックが全25件・評価4.2のうち40代6件です(2026年8月確認)。件数が少ないので、割合の話はしません。
| うるおいを残す型を選んだ人 | 皮脂を落とす型を選んだ人 |
|---|---|
| 冬でもツッパリ感が気にならない程度のさっぱり感(49歳・普通肌) メンズの洗顔料はアブラをがっしがし落とす脱脂力が強いイメージだった(48歳・乾燥肌) 油分ゴッソリ奪う系が多い中では、比較的穏やかな洗い心地(44歳・普通肌) 洗顔した後もツッパリがなくて使いやすい(43歳・普通肌) | 皮脂がよく出る。鼻の毛穴の脂もすごい。しっかり汚れを落としたい(45歳・敏感肌) オイリー肌なので夫婦で使用。洗い上がりはサラサラ、余分な皮脂はしっかり落とせる(44歳・混合肌) さっぱりとした洗い上がりで爽快感。夏に向いていそう(42歳・混合肌) |
同じ40代でも、選んでいる型がきれいに割れています。やさしい洗顔料に一本化するのが正しいなら、こうはなりません。
もう1つ、読んでいて分かったことがあります。@cosmeは女性の利用者が多く、40代の投稿には家族のために買ったものが混じります。モイストの6件のうち4件が、夫や息子のための購入でした。自分で使った感想として読めるのはそのぶん減る、という前提で見てください。
石けん系の洗い上がりがどう感じられるかは、オルビスミスターの悪い口コミのほうに男性の声を集めてあります。
40代の洗顔で外しやすい3つ
1日3回以上洗う
花王がすすめているのは1日2回です。朝は寝ている間に分泌された過剰な皮脂を取り除くため、夜は1日の汚れを落とすため、という理由まで書かれています。
昼にテカるからと3回目を足すと、Uゾーンだけが削られていきます。テカリが気になるなら、洗うのではなくあぶらとり紙かティッシュで押さえるほうが顔の状態は保てます。
ニキビが出ているときにスクラブを使う
花王は、ニキビのあるときはスクラブ入りの洗顔料を避けたほうがよいとしています。刺激になる可能性があるためです。皮脂が多い時期に使い慣れていると、そのまま続けてしまいがちなところです。
ニキビが続いているなら、洗顔よりも先に化粧水側で対応する手もあります。市販品での考え方はアクネス化粧水はクリアとパウダーどっち?にまとめました。
熱いシャワーで顔まで流す
3社とも、すすぎは水かぬるま湯としています。熱いお湯という言葉はどこにも出てきません。
湯船に入る温度のシャワーをそのまま顔にかけると、落としたくないものまで流れます。顔だけは手ですくって流す、と決めてしまうと迷いません。



どれも道具を買い足さずにできることばかりです
洗顔後につっぱるなら、次にやることが決まる
確かめるのは、洗ったあと何もつけずに5分おいたときの状態です。
洗顔料を買い替えるかどうかは、感覚ではなくどこがつっぱるかで決められます。


ほお・口もとだけつっぱるなら、原因は洗顔料ではなく力の入れ方です。手のひらでやさしくに切り替えるだけなので、お金はかかりません。
顔ぜんぶがつっぱるなら、そこで初めて型を乗り換えます。うるおいを残す型に変えても、Tゾーンは指先で念入りに洗えば落ちます。
つっぱりが残るなら、洗顔のあとに1本足す段階です。男性はベタつきを嫌ってここで止まりがちですが、Uゾーンだけでも塗っておくとそり心地が変わります。何本必要かは化粧水だけでいいのかで検証しました。



買い替えるかどうかは、5分待てば自分で判定できます!
40代のメンズ洗顔でよくある質問
40代になったら洗浄力の弱い洗顔料に変えるべきですか
顔ぜんぶがつっぱるなら変える意味がありますが、まず洗い方から変えるほうが早いです。花王によると男性の皮脂は成人後ほとんど減らないので、Tゾーンは落とす必要が残っています。理由は男性の皮脂は40代でも減らない。乾いてくるのは別のところにまとめました。
洗顔は1日何回がいいですか
花王がすすめているのは1日2回です。朝は寝ている間の過剰な皮脂を取り除くため、夜は1日の汚れを落とすためとされています。昼のテカリは洗うのではなく押さえるほうが向いています。詳しくは40代の洗顔で外しやすい3つをご覧ください。
医薬部外品の洗顔料のほうがいいのでしょうか
洗顔料は区分では分かれません。医薬部外品でないウーノの洗顔も、医薬部外品のオルビスの洗顔も、狙っているものはそれぞれ別です。見分け方は洗顔料は有効成分では選べない。落とし方の型で分かれるにあります。
泡立てるのが面倒なのですが、泡で出るタイプでもいいですか
問題ありません。花王も、容器から泡状で出てくるタイプや泡立てネットを便利なアイテムとして挙げています。大事なのは泡そのもので、肌のこすれを防ぐクッションになるからです。手順はTゾーンとUゾーンで、洗い方を分けるで確認できます。
ひげそりと洗顔はどちらが先ですか
資生堂は洗顔やひげそりの後にスキンケアをする流れで説明しており、どちらを先にするかまでは指定していません。共通しているのは、そのあとに保湿をすることです。足すものの決め方は洗顔後につっぱるなら、次にやることが決まるに置きました。
まとめ:洗顔料を買い替える前に、洗う場所を分ける
40代のメンズ洗顔は、商品を選び直す前にやれることが残っています。顔の中で状態が分かれているので、洗い方も分けるのが先です。つっぱりとテカリは逆の悩みに見えて、洗い分けひとつで両方に手が届きます。
今夜、泡をのせる順番を変えるところから始められます。それでもほおがつっぱるなら、そのとき初めて洗顔料を見に行けば十分です!
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